産後クライシスって?自分は関係ないって思っていませんか?〜原因と改善方法〜
最近「産後クライシス」という言葉を良く耳にしませんか?
実はこれ、誰でもなる可能性があるんです!
ちなみに私もなりました。
ママだけではなくパパがなることもあるそうです。
これが原因で離婚してしまう夫婦も多いらしいので、せっかくかわいい赤ちゃんが生まれたばかりなのでしっかり原因を理解して、危機を回避しましょう。
【産後クライシスとは?】
出産後に急激に夫婦仲が悪くなることを言います。だいたいが産後2年以内になるケースが多いそうです。
原因はいろいろとありますが、子供が生まれて生活がガラッとかわるので夫婦の関係も変わってきます。その変化に気づかないまま同じように行動していると、夫婦の間にすれ違いが生じてしまいます。
自分が産後クライシスだということを認識するだけでも、今の状況を受け入れることができるので改善につながります。
【原因】
- ホルモンバランスの変化
産後は妊娠中に変化していたホルモンバランスを元に戻そうと急激に変化するので、イライラしたり不安になったり情緒不安定になります。
その為、パパがたとえイクメンでなんでも協力してくれる人であってもママは産後クライシスになることはあります
- 生活リズムの変化と乱れ
赤ちゃんが生まれると3〜4時間おきに授乳だったり、夜泣きだったりと朝も夜も関係なくお世話しないといけません。なのでだいたいのママが寝不足になってしまい、ストレスを感じてしまいます。
- コミュニケーション不足
「言ってもしょうがないから」と何も言わなかったり、「言わなくてもわかってほしい」と思っていることで夫婦間のコミュニケーションが不足して、どんどん溝が深まってしまうことがあります。
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【改善方法】
- お互いの気持ちをしっかり相手に伝える
言葉にしないとわかりません。「これをやってほしい」「これはやってほしくない」と言わないとわからないので、思っているようにやってもらえないことや気持ちが伝わらないことでイライラしてしまいます。
素直に自分の考えを言うだけでイライラがおさまるかもしれません。
- 産後クライシスであることを理解する・してもらう
ママはホルモンバランスの変化によってイライラしてしまうのが当たり前と思ってください。パパがダメだからイライラするのではなく、産後のホルモンバランスの変化によるイライラだと理解するだけで気持ち的に違うと思います。
そしてそういうことが起こることを、パパにも理解してもらいましょう。ママだけが理解していてパパは理解していないと、「前と変わってしまった」と思ってしまい結局溝が深まります。
お互いが今の状況を理解することで改善へと導くことができます。
- パパを褒めてあげましょう
パパが育児や家事などで協力してくれても、ママからしたら「もっとこうしてほしい」とか言いたくなると思います。でもせっかく協力してもけなされてばかりいたら、協力したくなくなってしまいます。なのでまずは褒めましょう!たくさん褒めてから、「もう少しこうしてくれた方がもっと嬉しい」と伝えてみましょう。
【まとめ】
とにかくたくさんコミュニケーションをとることです。
私が産後クライシスになった時は、パパが何をしてもイライラしていました。話しかけられてもイライラしたので、ほとんど無視していましたがそれ本当にダメです。関係が悪くなる一方です。
私は産後クライシスについて少しだけ出産前に聞いていたのを思い出して、自分が今それなんだと気付きました。完全に回復したとまでは言えませんが、ひどかった時に比べると今は全然良い状態です。コミュニケーションも増えて、夫婦の間のギスギスした感じがなくなり2人目のことも考えられるようになりました。
産後クライシスを改善できないまま、離婚という結論になる前に今の状況をまず理解することから始めてみてください。